新見のオススメおでかけ情報まとめ
現在開催中の展覧会&関連講座に参加しました

こんなチラシです↑
「岡山文庫」
日本文教出版が発行している書籍。1964年より創刊されています。
2024年までに334巻が発行されており、岡山県の文化や自然、人物などのあらゆる分野を紹介している郷土書籍シリーズです。
今回の「新見美術館」は、シリーズ335巻にあたります。

335巻目!!の「新見美術館」。ミュージアムショップでも販売しています。
展覧会は、3つの展示室に分けて、油絵・彫刻・陶芸・漆芸など、幅広い所蔵品を一堂に展示しています。



タイトルにも書きましたが、「冬こそ美術館!」ーーそう思ったのは「静けさ」を楽しめるから。
雪の心配をして遠くから来る来館者が少ないそうです。そのおかげで、ゆっくりとした空間で作品を鑑賞することができます。
私が伺った日は、ひとりでじっくりと観賞する方、顔を見合わせながらに笑顔で観賞するご夫婦など、何組かの方が、静かな空間を楽しんでいました。
印象的だったのは、お父さんと小学生ぐらいの子どもさんが観賞していたこと。
「絵の中に人がいるね」「何人いるかな~」など、作品から発想を飛ばして楽しんで観賞している様子が、とても楽しそうでした。
そして来館者が少ないからこそ、普段できないような「コアな企画」を美術館で企画できるそうです。
少人数だからこそ、きちんと伝える講座をやってみよう!そんなちょっと専門的な講座を開催しています。
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さて突然ですが、刀剣の観賞の楽しみ方って分かりますか?外国の方にも人気がある刀剣ですが、私は刀剣の観賞の楽しみ方が分からなかったんですよね(;^ω^)
そんななか、今回の展覧会の関連行事として「刀剣の観賞と手入れ」の講座があると聞き、参加しましたよ!
「開かれた講座にしたい」そんな想いから、喫茶コーナーというオープンなスペースで開催。この講座では、刀剣の観賞ポイントや、簡単な手入れの仕方について、新見美術館館長藤井さんよりお話がありました。

スライドや、本物そっくりの模造品を使った刀剣を使って説明を進める藤井館長。
学んだことをひとつ書くと…
日本刀にも種類がたくさんあり、展示の仕方も違うそうです。
「太刀(たち)」は、平安時代中期から室町時代初期まで用いられ、展示をする時は刃を下に。なぜかというと、当時の人が実際に刃を下にして持っていたからだって!
「刀」は、太刀にかわり室町時代初期から江戸時代末期(19c中頃)まで使用されたもの。こちらの展示は、刃を上に。刃を上にして腰に差していたからだそうです。
違う理由、知らなかったので、思わず「あ~なるほど…」とうなずきました。

どっちが「太刀」で、どっちが「刀」でしょう?
左が刀、右が太刀です。

刀剣手入れ中。マスクで唾液が飛ばないように。
新見美術館でも、年2回は刀剣の手入れをするそうです。

藤井館長の姿に、こんなシーンが浮かびました!
マスクがなかったら紙をくわえるそうですよ。飛んだ唾液は、さびの原因にも!
今回の展覧会は、人が少ないからこそ、ゆっくりとした時間を楽しめるかもしれません。
「冬は寒いし家でゴロゴロしたいな~」って思うかもしれないけど、逆にこういう特別な場所に行ってみるのもあり! 美術館の中はぽかぽかだし、静かな空間でのんびり過ごせるのがたまりません。
作品に会いに、ゆっくり過ごしに…そして、すこしコアなことを知りに「新見美術館」へ行ってみてね。
【展示期間に開催される講座!まだ空きあります】
[3] 日本画をたのしむための話
日本画がどんな絵具で描かれているのか、掛け軸はどう扱うのかなどをお話しします。
日時:1月19日(日)13:30~14:30
講師:学芸員
[4] 工芸をたのしむための話
展示中の作品を中心に、工芸の魅力についてお話します。
日時:2月9日(日)13:30~14:30
講師:学芸員
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。