新見のオススメおでかけ情報まとめ
新見美術館開催「西田俊英―不死鳥 Shunei Nishida-Phoenix」を鑑賞する

話しかけられて、笑顔で返す西田さん
12月7日まで新見美術館で開催中の、「西田俊英―不死鳥 Shunei Nishida-Phoenix」
屋久島まで暮らしながら、現地での取材をもとに、作家の西田俊英さんが描いている「不死鳥」。今回の展覧会は、横100mになるであろう大作の半分、約50mを展示しています。
残り半分50mは、現在制作中。完成すれば、前人未到の巨大日本画となります。
今回、作家の西田俊英さんにお話を伺いました。作品の魅力をご紹介します。
※館内の撮影は禁止です。美術館の許可をいただいて撮影をしています。
まいぷれ読者のみなさまへのプレゼントを、新見美術館さまより提供いただきました!
詳しくは、ページ最後でお知らせしています(^^)

はじまりは雨。屋久島は「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど、雨が多い島です。雨に濡れた夜が終わり、まばゆい光の中を不死鳥が飛び立ちます。明るい屋久島の森に住む、精霊や動物たちが描かれています。
どんな生き物がいるか、ぜひ探してみてください。

第一展示室の最後、左下のほうにある白い一輪の花。次のストーリーへの案内人(案内花??)です。
屋久島は過酷な環境です。でもその中で「生と死」の命のバトンタッチが行われています。そんな森の声を、実際に山に入りスケッチし、それをもとに絵を描いています。
作品の中の木々や森、雨、昆虫など、実際に私が屋久島で出会ったものばかりです。そんな心が動いた生き物や自然の風景を、作品の中に描いています。
-西田俊英さんの言葉-

スケッチの枚数は、全部で150枚に及ぶそうです!スケッチに没頭して、気が付いたら日が暮れていることも。

第二展示室のはじまりは、第一展示室からつながる“一輪の花”から(作品の中から、ぜひ見つけてみてくださいね)。豊かな自然と、自然に出会う「人間」。その後「生きるため」「産業のため」と自然を伐採する人間が描かれます。
第二展示室の後半「第三章 森の慟哭」のはじまりは、バケモノ。我々の中にも眠っているであろう“バケモノ”のイメージです。
人々は、表情のない面をかぶり木を切る。自分の感情を押し殺して、やりたくないのにやっている人もいるだろう。そんな人間たちを描いています。
泣いている木の絵で、今回の展示は終了しています。この後、「第四章 彷徨う精霊たち」「第五章 森の再生・命のバトンタッチ」「最終章 森と人のユートピア」と続きます(現在制作中)。
-西田俊英さんの言葉-

屋久島にどんなイメージがありますか?
自然豊かな屋久島のイメージですが、実は、古来から残る“自然”は一部。近世以降、開発のために多くの木々が伐採されたそう。“自然”と一言で言っても、古来からの自然と、伐採後の自然が混じっています。
「私は絵描きなので、絵を描いて伝えていきたいと思います。」そう話す西田さん。美しいことも醜いことも踏まえた上で、未来の子どもたちへ伝えていきたいとの想いがあります。
それぞれの絵の下には、ちいさな言葉が付いています。絵の意味が分かりやすいように記された言葉は、西田さんが伝えたい言葉。絵本を読むように、絵と言葉を味わってみてください。
全長100mの前半が公開された、今回の展示。
「終わりはどうなりますか?」との問いに、「終わりは“ユートピア”を描く予定。ただ、どんなユートピアになるか…先のことは分からない。でも、ずっとワクワクしていたいのでこのまま、自然に素直に描いていきます」との答えが。
変わっていくことも、過ちも、喜びも、ひっくるめて、生きることは進んでいきます。
西田さんの描く“ユートピア”はどんなものか、楽しみにしています。(私たちを明るく照らしてくれるものであるだろうことだけは想像できます!)
どうぞ、屋久島の“森”をさまよいに。“大型絵本”の中を旅するように。
そんな体験を、新見美術館でどうぞ。
「西田俊英―不死鳥 Shunei Nishida-Phoenix」の招待券を、5名様にプレゼント!
応募方法は、下記よりご確認ください。ご応募お待ちしております♪
(応募者多数の場合は厳選なる抽選のうえ、商品の発送をもって当選にかえさせていただきます)
※プレゼント企画へのお問い合わせは、まいぷれ新見市編集部(0867-72-3445)までお願いします。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

【編集部が行く!】西日本で唯一の公開!このスケールはリアルで見てほしい!12/7まで!
新見美術館開催「西田俊英―不死鳥 Shunei Nishida-Phoenix」を鑑賞する

【編集部が行く!】ウルトラマンをあまり知らないスタッフ、「ウルトラマン展」に行く
知らなくても楽しめるウルトラマン!

【編集部が行く!】新見美術館「ダヤンの不思議な旅・池田あきこ原画展」みどころを探る!