「ウッドターニング」とは、陶芸で使う“ろくろ”のように、高速で回転する木材に刃物を当てて丸い形に削り、木工品を作り出す技法。
本工房では、木工旋盤を使って、皿や椀などの食器類（テーブルウエア）のほか、まな板（カッティングボード）やキャンドルスタンドなど、多彩な木工品を制作しています。

材料となる木材は、ケヤキ、サクラ、クリ、クワ、モミジなど様々。
風で倒れた庭木や田畑で邪魔な木などを、近所の人や友人が持ち寄ってくれるので、不要になったものを有効活用するスタイルで、ほとんどこの地域の中で入手しています。

木工品作りは、材質・大きさ・木目などを見極め、「この材料は何を作るのが適しているか？」思案するところからスタートします。
それぞれの木の個性を最大限に生かせるよう、木と対話しながら丁寧に作り込んでいきます。

1つの木片から削り出したナチュラル感ある作品のほかに、複数の樹種を組み合わせて柄にしたオシャレな作品まで、そのラインナップは多彩！
工房のある自宅のフロアには、たくさんの木工品が並んでいるので、実際に手に取ってその質感や風合いを確かめていただけます。
また、今ある木材を使って、ご希望に沿った商品をお作りする、オーダーメイド対応も可能です（納期等応相談）。