弊社は「小回りの利くゼネコン」です。
今回は、たまに聞くけどちょっとイメージしにくい、
我々「ゼネコン」のお話をさせてください。

前提として、必要な部門・人員が揃っている
よほどの大企業でない限り、
いくらやろうと頑張っても、ある程度の規模以上の工事を
ひとつの建設会社だけでやり遂げるのは非常に難しいです。
そのような工事を行う際は、ほとんどの場合
各作業・分野を専門とする複数の会社や職人でチームを作り、
完成に向けて各々の職務を全うする、
合同プロジェクトのような形を取ります。

ゼネコンは「ゼネラルコントラクター」の略で
総合建設業と同じ意味です。
ルールとして決まった定義はないですが、
土木工事・建築工事のまとめ役となる建設会社
といった意味で使われることが多いようです。
いわば工事チームのリーダー役であり、
後述の専門工事業の方々や、個人で仕事を請け負われている職人さんたちに
仕事をお願いしたり、進み具合を確認したりして、
予定通りの期間、かつ決まった予算内で
高い品質を保って完成するよう、気を配ります。
弊社では工事の種類や内容によって、土木・建築・鉄構の
どの部門がまとめ役になるかを決めています。

ゼネコンと対になるのが、サブコン。
「サブコントラクター」の略で、専門工事業とも呼ばれます。
サブとついていますが、何かに従属しているわけではなく、
電気設備や配管、塗装など、
それぞれ特定の専門分野を究めた建設会社・職人です。
チームのメンバー役として、専門的な工事作業を担うことが多いですが、
大きな土木・建築工事だと、それぞれの専門作業において、
例えば「図書館新築工事チームの中の、設備班のリーダー＝まとめ役」
としての役割を果たすこともあります。

「ゼネコン」に対応する呼び方は
「サブコン」なんですが、
「専門工事業」の方がいかにも熟練職人さん！という響きで
かっこよくて好きなので、ここからは私の好みで
「専門工事業」の方を使わせていただきますね！

ゼネコンと専門工事業は、チームで行う工事において、
どちらが欠けても工事を完成させることはできない、
役割や専門分野が違うだけの対等な存在です。
ともに公的機関から、各々の専門分野において
「〇〇万円以上の、比較的大きな工事の
リーダー役を務める能力がある会社です」
とお墨付きを貰っています。
このお墨付きを「建設業許可」といいますが、
ここでは詳細は割愛します。

手前味噌ですが、
今(5月11日)、「新見　ゼネコン」「新見　総合建設業」
でGoogle検索すると、一覧サイトを除き、
パソコンでもスマホでも、弊社が一番上に表示されます✨
あっ、ちゃんとシークレットモードで検索しましたよ！

弊社は地域密着型のゼネコンですが、
配管の工事や道路の舗装など、
20の業種で、専門工事業としての顔も持っています。
ご依頼いただいた工事は、規模の大小にかかわらず
柔軟に、かつ確かな技術で施工させていただきます。
皆様にとって身近な、信頼できる会社であり続けられるよう、
今後とも精進してまいります！

※用語の定義については、厳密に「これ」と決まったものはありません。
　説明する人やサイトによって、微妙に内容が違うところがあります。
　お含みおきいただければ幸いです。