土木部門、建築部門に続いて、今回は鉄構部門です！
Mグレードの記事でご紹介した建築鉄骨や、プラント設備など
「鉄」を使ったものづくりを専門に行っている部門です。
部長のもと、新人から大ベテラン、
溶接職人から設計・現場監督まで
それぞれ役割を分担し、ワンチームで仕事をしています。

弊社は、岡山県を中心に、全国から
石灰石プラント設備工事の仕事を頂くことが多いです。
鉄やステンレスを溶接し、部品を組み立てたり、
修理したりする作業が多いのですが、
その品質を左右するのが、溶接作業を手掛ける職人の技術力。
鉄もステンレスも非常に身近な金属ですが、
どちらも変形・変質しやすく、
うまく溶接するのは、実は結構難しいんです。
腕のいい職人は、含まれる成分や厚さ等によって、
材料が同じでも溶接のやり方を微妙に変え、
変形・変質を最小限に抑えられるよう、調節しながら溶接します。

たった1ヶ所、ほんの数ミリの溶接欠陥が
大事故の原因となりかねないプラント設備工事では、
仕事をご依頼いただけることそのものが、弊社や
ひとりひとりの職人にとって、何よりの信頼の証です。
長く使い続けられる、安心・安全で高品質な設備を作るため、
溶接職人は、一回一回の作業に全身全霊で向き合っています。

そして、携わらせていただいたプラント設備から、
色々な日用製品が生み出され、私たちの生活に役立っています。
弊社鉄構部の仕事も、間違いなく
社会と、人々の暮らしを支えているのです。

ここから先は溶接職人に限った話ではないのですが、
百戦錬磨の凄腕職人も、最初は全員未経験者です。
先輩の仕事の補助から始まり、
実務経験を積みながら資格や免許を取り、
日々練習して腕を磨いていくなかで、
一人前の職人として、徐々に難易度の高い仕事を
任されるようになっていきます。
溶接の資格だけではなく、出来上がった溶接製品を
検査するための資格など、
仕事に関連する資格・免許を取れば
どんどん活躍の場が広がっていきます。
資格取得費用の全額会社負担制度・資格手当支給制度は
鉄構部門の職人たちも活用しています♪

資格は一定以上の知識・技術があることの証ですが、
取得して終わりではありません。
成功や失敗、時には挫折すらも足掛かりにして、
過去の自分を超え、現在の自分の課題と向き合いながら
諦めずに成長し続けていく……
高品質な施工ができる実力を保ち続けるには、
長期にわたる、弛まぬ努力が必要になります。
楽な道でも、簡単な仕事でもありませんが、
「あなただから、お願いしたい」と示していただけるのは
本当に大きな喜びです。

お客様からの信頼をもとに、暮らしを支える設備を
仲間と共に作り上げるプロ集団として。
力を合わせ、背中を預け合い、共に働く仲間として。
この記事をご覧のあなた様に弊社を選んでいただき、
ご縁が繋がることがあれば、とても嬉しいです。