１月１４日朝、立派な門松も片付けて、入居者様が作ったしめ飾りと一緒に、「とんど」をしていただき、天高く煙が上りました。
無病息災と贅沢は言いませんが、１病でも２病でも息災でいただきたいと入居者様の健康をお祈りさせていただきました。
最近は、諸事情により焚火がやりにくいのですが、伝統行事のとんどは遠慮なく焚火が出来ます。
「とんど」にはぜんざい（団子入り）を入居者様に提供し、地域の方にも振舞いました。地域の方はイルミネーションの片づけもしてくださり、直会では、イノシシ肉の串焼き、しめには千屋牛のホルモンうどんをごしょうばんにあずかりました。

とんどについてのHPからの情報等
アットダイムのHPに、どんど焼きは、飾り終えた門松やしめ縄といった正月飾りを神社などで燃やす、日本の伝統的な火祭り行事のこと。正月に迎えた歳神様を見送り、一年の幸せを祈願するために旧暦の新年最初の満月の日にあたる1月15日に行われる。
と書いてありました。
新暦の最初の満月は1月の２６日です。旧暦の１月１５日は、新暦の2月２４日（土）で満月です。現在は、神社も新暦で物事を行っています。歳神様も新暦で見送られる？
さらにHPでは、
古くなった装飾品をそのままゴミとして廃棄するのではなく、神聖な火で燃やし、満月の力によって浄化することで、一年間の災いや悪運を払うことができると考えられている。また、どんど焼きの火は「穢れを清める」「新しい命を生み出すもの」であり、縁起が良いとされている。
とあります。
「満月の力」新暦の１４日月齢2.5、１５日3.5で満月の力は期待できないようですが、とんど焼の火の力を信じて火祭りをしました。
炎の力は最近見直されています。
別のHPstudyhacker.netには、焚火でリラックスする科学的理由が記載されていました。
そもそも、なぜ私たちは炎を見つめるとリラックスするのでしょうか？　焚火やキャンプファイヤーを囲んでいるときの、あの何とも言えない穏やかな気持ちの正体は、いったい何なのでしょうか。
その答えは「1／fゆらぎ（※）」というものにあります。1／fゆらぎとは、光や音、振動などに含まれる特別なリズムのこと。東京工業大学名誉教授の武者利光氏によると、この1／fゆらぎは生体が本来持っているのと同じリズムであるため、私たちに本能的な快感や快適さを与えてくれるのだそうです。