本日(7月18日 旧暦6月1日:ろっかつひてい)は郷土料理の「けんびき焼き」を召し上がって頂きました。準備をしているところへ最近入居された方が台所を覗かれたので「この葉、何かわかります?」と尋ねると「みょうがの葉じゃ」と間髪入れずお答えになり、「団子を作られていましたか?」とお尋ねすると「作りょうた。」と、「焼くのを手伝ってくださいね。」とお願いすると。「わかった。」と快い返事がいただけました。蒸し器からの匂いを「懐かしいなぁ!」「匂いがええなぁ!」と言われ、目の前でホットプレートで焼いたのを食べられたら「美味しい!」と「笑顔」お一人1個を提供しました。10時のおやつの時間が普段より少し遅くなったのでお昼ごはんに支障が有るかと心配しましたが、お昼ごはんも皆さんよく食べられました。
本来は、地域でこの時期収穫されていた小麦粉で作り、餡もそら豆で作っていましたが、今回は、ご利用者様が食べやすいように団子の粉で柔らかく、餡は手間がいらない市販の小豆の餡で作りました。
横着な作り方でもご利用者様にこんなに喜んでもらって、スタッフも笑顔になりした。「介護っていいな。」「グループホームっていいな。」と思う瞬間です。
けん引き焼きについての解説:農林水産省のHPからコピーしました。
主な伝承地域 新見市 主な使用食材 小麦粉、みょうがの葉
歴史・由来・関連行事 田植えが終わり、梅雨明けを待つ旧暦の6月1日をどこの農家でも仕事を休む節目にしていた。また、この日は厄年の厄が明けたり、厄に入ったりする境の日にもあたり、いろいろな行事が開かれる。この時期に、農家ではみょうがの葉で包んで焼く「けんびき焼き」を作った。これを食べると農作業で疲れた肩の腱びき筋を焼きほぐす、夏やせしないなどの言い伝えがあり、みょうがの芳ばしい「けんびき焼き」を家族みんなで食べた。収穫したばかりの小麦を粉にして焼き餅を作ったり、ソラマメで作ったあんを入れたりして、ホウロクに並べてじっくりと焼く。かつて、みょうがの葉は、多くの家の庭に植えられていて、この時季には簡単に手に入った。その時季に採れる自然の恵みを巧みに生かした取り合わせだ。
食習の機会や時季 旧暦の6月1日を「ロッカッシテェ」「ロッカッヒテェ」といって、どこの農家でも仕事を休む節目にし、農家の嫁が里へ帰る「泥落としの日」にしていた。また、この日は厄年の厄が明けたり、厄に入ったりする境の日にもあたり、田んぼの虫を封じ、豊作を祈る「百万遍」や「アマコ追い」などの行事が開かれ、「けんびき焼き」が作られ、食べられていた。
飲食方法 小麦粉に熱湯を加え、こねる。こねた小麦粉を少し広げて、丸めたあんを中に入れて包み込み団子のようにする。みょうがの葉で団子を包むように巻き、フライパンで両面に焼き色がつくまで熱する。小麦粉に白玉粉と卵を混ぜて作る方法もある。
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