6月29日(旧暦6月1日:ろっかつひてい)には郷土料理の「けんびき焼き」を召し上がって頂きました。「うわぁ、ご馳走じゃ!ここで作ったん?」と喜んで頂けました。
焼く時の茗荷の葉の匂いが懐かしい。本来は小麦粉で作りますが、ご利用者様が食べやすいように団子の粉で柔らかく作りました。お一人、1個を提供しました。
けん引き焼きについての解説:農林水産省のHPからコピーしました。
主な伝承地域 新見市 主な使用食材 小麦粉、みょうがの葉
歴史・由来・関連行事 田植えが終わり、梅雨明けを待つ旧暦の6月1日をどこの農家でも仕事を休む節目にしていた。また、この日は厄年の厄が明けたり、厄に入ったりする境の日にもあたり、いろいろな行事が開かれる。この時期に、農家ではみょうがの葉で包んで焼く「けんびき焼き」を作った。これを食べると農作業で疲れた肩の腱びき筋を焼きほぐす、夏やせしないなどの言い伝えがあり、みょうがの芳ばしい「けんびき焼き」を家族みんなで食べた。収穫したばかりの小麦を粉にして焼き餅を作ったり、ソラマメで作ったあんを入れたりして、ホウロクに並べてじっくりと焼く。かつて、みょうがの葉は、多くの家の庭に植えられていて、この時季には簡単に手に入った。その時季に採れる自然の恵みを巧みに生かした取り合わせだ。
食習の機会や時季 旧暦の6月1日を「ロッカッシテェ」「ロッカッヒテェ」といって、どこの農家でも仕事を休む節目にし、農家の嫁が里へ帰る「泥落としの日」にしていた。また、この日は厄年の厄が明けたり、厄に入ったりする境の日にもあたり、田んぼの虫を封じ、豊作を祈る「百万遍」や「アマコ追い」などの行事が開かれ、「けんびき焼き」が作られ、食べられていた。
飲食方法 小麦粉に熱湯を加え、こねる。こねた小麦粉を少し広げて、丸めたあんを中に入れて包み込み団子のようにする。みょうがの葉で団子を包むように巻き、フライパンで両面に焼き色がつくまで熱する。小麦粉に白玉粉と卵を混ぜて作る方法もある。
保存・継承の取組 (伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について) イベントやJAの直売所などで販売され、懐かしの味として好評を博している。 出典:岡山県郷土文化財団「おかやまの味」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/41_5_okayama.html