こんにちは、まいぷれ新見市編集部です。
突然ですが、棚田や畑・民家などで、石を積んだ壁を見た事ありませんか?
その壁、もしかしたら昔ながらの技術
「空石積み(からいしづみ)」を使っているかもしれません。
10月17日、この空石積みの技術を体験できるワークショップが
開催されると聞き、お伺いしました。
会場は新見市大佐にある「アーリーモーニング」駐車場。
昼過ぎに伺うと、
午前中の座学で学んだことを実践に移して、作業を始めたところでした。
今回の講座は、石の代わりに新見市の地域資源である石灰石を使用。
大きな積み石(大きな石灰石…といっても、女性でも持てるサイズ)と
小さな栗石(ぐりいし・小さな石灰石)を使い積み上げていきます。
“積み上げる”と簡単に書きましたが、それはまるでパズルのよう…
どの石を置くか大事だけれど、とりあえず置いてみる!
和気あいあいと作業は進んでいました。
参加者は、新見市からだけではなく、岡山県外からも。
学んだことを、自分の地域に持ち帰ってもらいたいと講師の先生がおっしゃっていました。
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ここで突然ですが、
空石積みの良さ!
・ポイントを押さえれば誰でもできる。つまり、崩れても自分で直せる
・コンクリやモルタルを使わない、環境に優しい技術
・里山の風景を、自分の手で作れる
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今回のワークショップの主催は、足立石灰工業株式会社。
石灰石の新たな使い方も提案されていて、今回の石積みもそのひとつ。
伝統的な空石積みは、自分の地域に普通に転がった石を使っておこなうことも多いのですが、
地元にある地域資源を使うのも、喜びと楽しみがあるかもしれませんね。
「アーリーモーニング」でのワークショップは、10月18日に終了。
店舗に伺った際は、石灰石の空石積みにも、ぜひ注目してみてくださいね!
今後、開催が決定している新見市でのワークショップ
2022年11月26.27日(26日は満席)
詳しくは
こちら