休業日のお知らせでも少し言及しましたが、
今年はハットウジが多いですね。

「ハットウジ」は、主に山陰地方や、
広島・岡山の県北周辺の一部地域特有の呼び名のようです。
語源については、以前他の方も紹介されていましたが、
何日もお風呂に入らず大変臭っていた、
同名のお寺の修行僧に由来するようです。

ハットウジの多かった年は、大雪になると言われますね。
大雪になると必要になる道路の除雪は、
公的機関と建設業協会が連携して行う作業。
実働部隊は、皆様のまちの建設会社なんです。
作業の時間帯は、主に夜中から明け方にかけて。
朝、通勤等で交通量が増えはじめる時間帯を
完了時間の目安にしています。
雪の降り方・積もり方によっては、日中も作業を行います。

自然が相手なので前もって計画を立てにくく、
専門の車両(除雪車)と、規定の経験年数のある有資格者による、
臨機応変で迅速な対応が必要となる作業です。
手前味噌になりますが、どの建設会社も
市民の皆様が少しでも安全に通行できるよう、心を砕いています。
冬の日の朝、除雪車の作業音が聞こえたり、
除雪された道路を目にされたりしたら、
ほんの少しだけでも、思い出していただければ幸いです。