12月に入って一気に寒くなりましたね。そろそろ雪が……というのは気が早いでしょうか。
これまでは社内行事等をメインに更新していましたが、これからは月に2～3回、定期的に更新をしていく予定です。社内外の出来事やスタッフ紹介まで、幅広く色々なことに触れていけたらと思います。よろしければご覧ください！

さて、定期更新1回目は弊社のトップ、小林義和社長への突撃インタビューです！社長を含む役員は、厳密には「社員」には含まれないようなんですが……そこはお目こぼしください。
弊社は社長室や役員室というものがなく、社長をはじめとする役員も皆、一般社員と同じ場所で過ごし、仕事をしています。
……と言いつつこの記事を書いている者はフロアが違うので、残念ながら同じフロアの社員よりは接点少なめです。それでも何くれとなく気にかけてくださり、気さくに声をかけてくださいます。
普段は他の社員と同じ、ジーンズ生地の作業着(これも社長セレクションです！)姿なのですが、ビシッとした黒スーツ姿で登場することもあります。どちらの姿もかっこいいですよ！

さて、それでは今回の主役へのインタビューにうつりたいと思います。
小林社長、よろしくお願いします！

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同じフロアでお仕事をしていても、一般社員が社長のお仕事の内容を知る機会って実はあまりないのですが……社長は普段どんなお仕事をされているんですか？
社長の仕事とは経営計画の作成をはじめ、資金調達・人員計画や新規ビジネスの開拓等、とまあ色々です。
職場の環境作り、雰囲気づくりにも気を配っていますよ。

会社のことを俯瞰し、総合的に見てかじ取りをしていく感じでしょうか。社長の仰る雰囲気づくりとはちょっと意味が違うかもしれませんが、事務所や休憩室に社長が入ってきたら場の空気が変わるというか……明るくなると同時に少し引き締まるというか、いい意味で独特の雰囲気になります。僭越ながら、あれは社長にしかできない場の作り方だと思います。
仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか？　
こんな感じで業務を展開していこうと思い、その実現に向かって努力し、結果が出れば嬉しいですね。

自分の考えたことを自分なりに努力して形にし、結果が出るとすごく嬉しいですよね！いえ、結果の規模が全然違うんですが……。
お仕事でもプライベートでも、何か普段から心がけていることはありますか？
例えば、毎日早朝出社してますが、どんなに前の晩に遅くまで付き合いがあってもこれを崩すことはほとんどありません。
全ては自ら、色々と決まり事を作り、自らを律するのが信条です。
もう一つは全ての事をポジティブに捉え、常に前を向くこと。
笑顔のないところに成功も幸せもやってきませんから。

前半、寝穢い人間としては耳が痛いです……でも社長がいつでも、どんな時も背筋を伸ばして前を向いていらっしゃる理由の一端が分かった気がします。
尊敬している人はいますか？
㈱CSK(現SCSK)の初代社長、大川功氏です。
あと、好きな歴史上の偉人ならたくさんいます。国を想う国士なら楠木正成、戦国大名なら、あらゆる知恵を巡らせて小国の領主から中国地方の覇者になった毛利元就、幕末なら大村益次郎が好きですね。
まあ、大体、海音寺潮五郎、司馬遼太郎、陳舜臣ら歴史作家の影響が大きいのかもしれません。割と若いころから本の虫でした。

歴史上の偉人からは学ぶことも多いですね。大川様のことは恥ずかしながら、社長がお名前を出すまで存じ上げず……簡単に調べてみたのですがすごい方ですね。優しそうな表情のお写真が多いですが、おそらくご本人の中に1本、ご本人自身ですら曲げられない柱を持った方なんだろうと拝察します。
仕事の武勇伝をひとつ教えてください！
武勇伝のようなものはないですが、怒られたことは多々あります。
現場監督、役所の方、工事現場近隣の方から結構叱られたものです。
経験不足で気が付かない、気が回らなかったらせいです。しかし、こうした失敗によって身に染みて勉強が出来、だんだんと確実にスムーズに仕事が出来るようになる。
仕事は一人ではできません。誰かに陰ひなたに支えられています。
"貴方のお陰"という言葉を忘れなければ必ず仕事はうまくいきます。

気が回らず叱られている社長の姿があまり想像できないんですが……失敗から学び、成長していくのはどのお仕事にも言えることかと思います。失敗にしても、指摘してくださった方・叱り役を引き受けてくださった方がいらっしゃるからこそ、それを受けたこちらは気づいて成長できるんだと思います。
社長は最初、他の社員さんと一緒に現場でのお仕事もされていたと聞きました。当時と今とで、この会社について『ここが変わったな』と思うところはありますか？
とにかく風通しの良い会社にしようと思っていました。
先代社長の末期には役員と社員の間にかなりの距離感が出来ていたように思います。とにかく営業を頑張って社員の皆さんの収入を増やすこと、モチベーションが高まるようにあらゆる環境を整えること、これにはデニムの作業着の導入等も含まれますが、色々と居心地の良い、面白い会社にしようと頑張っています。
朝、出社してくる社員の皆さんに朝の挨拶と声掛けをするのも、そういった意識からやっています。
朝からみんなで笑おう、笑顔でいこう、大切なことだと思っています。

今の弊社からは全く想像できない状況です……このインタビューで、意外なお話がたくさん出てきてびっくりしています。社長は朝、初めて顔を合わせたときに必ず目を合わせて、笑顔で挨拶してくださいますね。ありがたいことだと思います。
役員や代表になる前は、社長にとってこの会社とはどういう存在でしたか？
小さな頃から会社を継ぐのが使命のような感じで育ってきました。
が、そういうレールに乗るのが嫌で、東京で就職して働いていた時期があります。
CSKという会社の経理本部経理部で各事業部の事業計画の策定から金銭管理等、経理とは経営管理だということで、経営者のやるような業務をやらされていました。
実は結構エリートコースだったんです。CSKの創業者は大川功という人で、将来世の中はコンピューターの時代になるとソフトウェア開発会社を作り、現在のソフトウェア業界の草分け的な存在の偉人でした。
その大社長のお側近くにお仕え出来て、様々な考え方を学んだことが、今の自分を支えています。結局、会社を継ぐために大川学校で学んだような期間でした。
そういう意味ではやはり自分と宗宏工業と言う会社は特別な何かで結ばれていると感じます。

社員全員、それぞれの経緯を経て弊社とのご縁を頂いたと思うのですが、その中でもトップに立つ方は特別なんだと思います。
社員にとっての社長は、どのような存在でありたいですか？またはどのような存在であろうとされていますか？
まあ、なにかやらかしても責任は取ってくれる大きな存在ですかね。

弊社はスタッフそれぞれの裁量の範囲が大きく、同時にそれなりの責任も伴う会社だと、現場管理の職人さんが仰っていましたね。そんな環境の弊社でも、社長は最後の砦なんだと思います。
これまでのご尽力も含めてのお話になると思いますが、今後の弊社の展望を教えてください。
大きなプラント工事を受注し、全国に知名度をあげ、売上を伸ばすこと、海外に拠点を一つ作ること。
葡萄栽培については、出荷時期を調整して販売する方法や、ピオーネを二次加工して販売する。
何かしらの工夫を今後考えたいと思っています。

ありがとうございました！

弊社ではこの社長の下、一緒に働いてくださる仲間を募集しています！建設系の資格を既にお持ちの方は勿論、これから取りたい方、未経験の方も大歓迎！
弊社に少しでも興味を持ってくださった方、どうぞお気軽にご連絡ください♪