櫻井耀のほのぼのコラム@新見市地域おこし協力隊
大人が楽しそうに生きる重要さ
『答えは1つじゃないよ!』新見に来て何度この言葉を使ったかわからないほど、口癖のように多用しました。訪問する学校の中でも地域社会での繋がりでも、大切だと感じたからです。
よ~ちゃんが新見に来て実現したかったこと。それはまさに市民のみなさまが『人生の選択肢を広げる』きっかけを創出したいという想いからです。
活動の代名詞となっている『フリートーク』では異なる意見や知らなかったことを知り、人との繋がりも生まれる喜び。『その道の人 その視点から語る』や『ちょっとお時間いいですか?』のイベントでは、より深く他者の人生を追体験しながら学び、視野が大きく広がったのでは?!
また、講演や授業でも様々な事例を挙げ、物事を多角的に捉えられる要素を散りばめたつもりです。(このコラムでも様々なテーマにトライしている通り)
なにか打ち上げ花火的な大きな一発を打ち上げ続けなくとも、普段の身の回りにだって選択肢やチャンス、ポジティブの種は存在します。
『田舎だしなんにもない!』と心のシャッターを閉じてしまう前に、同じ地域の人々と話すだけでも人生がこんなに広がる!そんな何気ないことの大切さを思い起こさせることに全力疾走した3年間でした。
鉄道で県南も広島も米子も兵庫にだって行ける選択肢の多い新見
また、『地方は課題が山積み!』なんて言われているからこそ、先陣を切ってその社会課題に笑顔で真正面から立ち向かうこと、本当に心の底から面白かったです♪新見の少年少女が『こんなおじさんみたいな生き方もあるのか』と、選択肢の広がりに貢献できていたらなによりです。
良くも悪くもこどもは大人をよく観察し、成長します。だからこそ大人はもっと笑って、こどもが選択肢を広げられるように仕事でも地域社会でも楽しそうに、なにかに熱中して過ごすことこそ、新見を始め全国のローカル社会の未来はより輝くのかな?
そんな想像を膨らませながら、次回『ほのぼのコラム最終回』をお楽しみに!
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