櫻井耀のほのぼのコラム@新見市地域おこし協力隊
夢は寝てみるもの。桼はそれより遥かに面白い。
【まいぷれ新見市】は市内に閉じられた情報サイトではなく、全国どこからでもアクセスして見ることができるので、もしかしたら新見に興味があってこのコラムにたどり着いている方もいるかと思います。
今回はそんな方々にも改めて、コラムを書くよ~ちゃんが新見を素晴らしいと思う理由を伝えられたらと。『自然が素敵♪』『人が優しい♪』と話すと、よく市民の方に『そういったどこにでも当てはまることじゃなくてさ!』と指摘されますので、もっと踏み込んで!
現在、地域での内発的な社会参加と幅広い学びを目的に仕事を始めてから、市内ゲストだけで30名を超える方々にご協力いただき、空間創出を実現してきました。そのたびに、分野を横断して、地域の人と人との心の距離感がグッと近づく感覚がやみつきに。
様々なテーマで学びと交流を深めました!
https://www.instagram.com/_yo_sakurai_/
この経験を通して、新見の素晴らしさが明白になりました。それは、『各々が大好きな物事に熱中できる環境、新見』ということです。この熱量が引火し、よ~ちゃんもファシリテーターに磨きがかかったのは言うまでもありません。
教育・保育・伝統・林業・木育・格闘・食品・美術・農業・建築・医療・健康・鉄道などなど、数え上げたらキリがない分野でそれぞれに没頭し、ひたすらに自己研鑽を重ねる。
そんな熱中する人々を優しく見守り、時に支援の手を差し伸べるといった行動が当たり前にできるのが新見です。このように、お互いに尊重し、高めあえる地域って当たり前でしょ?と思っている新見市民は多いでしょうが、外でのフィールドワークをしていると、意外にそうでもないことに気づきます。新見ならではの魅力ではないでしょうか。
さて、我々の住む備中エリアには欠かせない存在、それこそ『備中漆』でしょう。主催イベント『その道の人 その視点から語る』がラストの20回目を迎えるにあたり、大トリはこちら!
なぜ『漆』の漢字を『桼』のさんずい無しの方で表現するのか。一緒に紐解いていきましょう♪
隙あらば夢を語っちゃうよ~ちゃんに対し、『いつまで寝ぼけたこと言っているの?今、目の前に素敵な宝があるよ。それが新見に自生する漆の木さ。』とオーラがそれを物語る。
遠い先にある雲を掴むような期待で溢れるご時世に、普段は見向きもされず『かぶれる!』と厄介者にさえされてきた漆の木と真面目に向き合う人がいる。主流とはあえて線を引き、我が道を歩む姿勢。そんな人がいる新見ってやっぱり魅力的!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。