櫻井耀のほのぼのコラム@新見市地域おこし協力隊
地域の主役は 読者のみなさん♪
コラム連載を始めて約2年。第50回目の原稿と向き合っております。節目好きで有名なよ~ちゃん♪この特別なコラムを新見に捧げます☆
先日、ブラウン管の向こう側より新見駅周辺リポートをお届けしました。仕事柄もあり、毎週市民と地域のことを考えて、ゲストを招いてのイベントや地域団体向けの講演、教育機関との連携を通して等、様々な角度より新見を捉えてきました。
ひとつ、みなさんが忘れがちになってしまうこと。それは『地域の主役は私!』といった強欲さではないでしょうか。忘れっぱなしではいられない、日本の現状を見ていきましょう。
近い将来、日本は2030年には4割が独居世帯となるようです。そして数値上、両隣が空き家となる1,800万戸の空き家問題の存在が浮き彫りとなります。
また、産めよ増やせよの空気感も虚しく、今や日本の15歳未満の人口が1,465万人。それに比べて犬猫の飼育頭数が1,605万頭と、人間の子どもよりペットの方が盛り上がりそうな状況が目の前にあります。ちなみに、動物病院は全国に12,000もあり、カラオケボックスや本屋さんより多いそうです。
そのような現状の中、まちづくり基本構想では駅前に交流施設・空間が主となっています。 上記の数字からも、是非ともドックランは備えて欲しいところですが、このような施設を利用するには、産休をとっても不利にならない制度改革や経済的支援があってこその『価値』になるかもしれません。
周辺じゃなくとも駅に素敵な交流スペースがあったり!?
芸術を楽しむだけの心のゆとり、仲間と高梁川沿いで酒を楽しむだけの人間関係の構築。箱物だけでは解決できない方程式、『理想-日常のリアル・葛藤・抑うつ感=素直な心』
本当に今、地域に必要なモノはなんだろう。主役が歩いても走っても追っかけてくる映画のカメラワークさながら、自分視点の『強欲』を思い浮かべてみてください。
そこには、他の地域のこと、利害関係、世間体なんてものは介在しないでしょう。根本的に欲するモノが見えてくるかもしれません。
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