櫻井耀のほのぼのコラム@新見市地域おこし協力隊
ウェルカム精神とその理由
新しい人を迎えたい!そんな当たり前のことは会社・地方自治体・プロ野球チーム・観光地など、身の回りに溢れています。なぜなら、新たな風とは持続可能性に必要不可欠な面があり、体の血液や皮膚も気づかぬうちに新しく改善されていることと似ているような気もします。
新たなモノに価値を生み出してもらう。会社や地方、プロ野球チームであれば迎え入れる環境が大切。期待することと新人の強みを明白にし、120%の力が発揮できる環境を整える。良質な血液や皮膚は、日々の心身の健康が大事でしょう。
観光地はお客さんにできるだけお金を落としてもらいたい。至福なひとときは、財布の紐が緩むものです。『これだけすりゃ、来てくれるだろ』の精神ではなく、お客一人ひとりに寄り添い、完璧なまでの満足感がリピートのきっかけになったりします。
裏表のないウェルカムに遭遇したオーストラリア
アメリカでいわれるチップ制度も、『おもてなし』の総評として個人にバックがあります。
ワーキングホリデーで有名なオーストラリアも、質の高い仕事をしてもらいたい、そして良い思い出を持って帰ってもらい、家族旅行で戻ってきてもらう。働く環境や余暇までトータル戦略として『ファンづくり』に一貫性を感じます。
これまでの話の流れに至るには理由があり、歴史的な強制労働、ブラック企業には持続可能性と付加価値を生み出せない。目先の利益に走った観光地、移住政策には衰退傾向がみられる。無理を続けた体では肌が荒れ、血のめぐりも悪く感じるでしょう。
うまくウェルカムできそうもないし、この体制でやっていこう!も一つの手でしょう。一番は『釣った魚に餌をやらない』のような形だけのウェルカムは、なにも生み出さないので注意が必要です。
最後に、『ウェルカム』に消極的な日本の傾向を伝えておきます。
世界の条約難民の受け入れ数について(2018年)日本は19,000人の申請に対して42人のみの受け入れ。同年度、他国の受け入れ人数はカナダ16,000人・フランス29,000人・ドイツ56,000人・インド1,700人・アメリカ35,000人・イギリス12,000人・人口が日本の5分の3ほどの韓国ですら118人の難民受け入れ数となっております。
続きはフリートークにて語り合いましょ!
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