写真のアルバムは年季を感じることや色褪せ具合も含め、楽しみにひとつ。ところがどっこい今のZ世代と呼ばれる2010年ごろに生まれた世代の子たちは、冊子のようなアルバムでなく、親のSNSに投稿された写真で想い出を振り返るのだろうか。

　何はともあれ、『大人になったな～！』と実感するタイミングは人それぞれでしょう。就寝時間を親にとやかく言われなくなった時とかね♪

　夏の終わり。花火はできるだけ危険そうなものが、男心をくすぐりました。手持ち噴出花火・ロケット花火・打上花火・審査員特別賞にて、蛇花火もあげておきましょう！だけど今じゃ、線香花火に酔いしれるお年頃。。

　小学生の頃、寿司にわさびが入っていることがどうしても理解できませんでした。酢飯のシャリとネタ！これだけで十分なのに、なぜわさびも仲間に入れるのか。しかし今では、裁判員制度のある理由がわかるように、『わさび』というクリーンな視線も重要だとわかりました。

　本とは極力、ランドセルを重くして、星飛雄馬のごとく逞しい人間になりなさい！といった大人からの愛の鞭であるとばかり思っていました。今じゃ運動後の水分補給さながら、知識に飢え枯渇しそうな脳ミソに、潤いを与えてくれる存在だと認識しています。

　選挙権・飲酒・運転免許・婚姻年齢等、年月を重ねたら誰もが平等に得られる権利と、自分自身の中で、『私、大人になったかも』と体感するのとでは大きな違いがあります。

　また、いつまでも立派な『大人像』でいられるわけでもなく、よ～ちゃんもいつか老いて、親が付き添う子どものように、食事や入浴といった日々の生活をまた人の世話になるかもしれません。大人の階段とは、いつか下るものです。

　だからこそ、しがらみのない大人ライフを目一杯満喫し、このコラムのよう社会にしっかりと還元しながら、人の世話になるのも楽しみに日々を歩んでまいります♪

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