櫻井耀のほのぼのコラム@新見市地域おこし協力隊
旬の食材 旬な話題
仕入・繰越・繰越・仕入。高校時代に簿記を学ぶ教室内でしきりに連呼されていた呪文のような言葉だ。試験に合格するため、暗記学習をしていた時には習得にかなりの時間を要したが、社会に出て現場を知ると、その事柄がスッと理解できた。
物事はタイミング。人生100年時代なんて言われているからには、『あの時学んでいれば…』なんて後ろ向きの言葉よりも、『リカレント教育』といった学び直しが当たり前の時代に突入です。
『今やらなくちゃ!』と躍起になる姿勢も大切なのでしょうが、その映画は10年後に観た方が心に刺さるかもしれなし、急に数学やバレーボールに夢中になるかもしれない。やる気に満ち溢れたパワーとは、『若さ』に負けず劣らずの力強さがあることでしょう。
20年後の風景はいかに?電車の音、好きです。
一方、山菜やフレッシュで旬な魚のよう、賞味期限という『リミット』のある事柄もあります。ここ15年、ぱったり目にしなくなったガラケーやブラウン管テレビ。行政の公印省略から始まり、FAXもそろそろ時代遅れの機械となってしまうのか。
『会話』を専門の仕事としているよ~ちゃんは、話す『テーマ』にも鮮度があると感じます。その時期を逃せば、後の祭り。旬のテーマを語り合うその場の空気感とは、その後訪れることのない貴重な瞬間です。
旬な魚を味わいたい。または、苦学生の頃に夜の値引きギリギリを狙って入ったスーパー。タイミングは人それぞれでしょうが、割引シールが貼られ、閉店と共に廃棄処分となってしまうその前に、今いちど大切な『何か』に目を向けてみませんか?
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7月9日(土)開催の鉄道トークイベント
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