櫻井耀のほのぼのコラム@新見市地域おこし協力隊
『遊ぼうぜ』から始まる人生選択
新見市には、伯備線、姫新線、芸備線と3線も電車が走っており、電車に乗るのも見るのも好きなよ~ちゃんの心を和ませる。車内でなにをするかは人それぞれですが、よ~ちゃんは車窓より外をぼんやりと眺めることが多い。
夜、車窓から遠くに民家の灯りを見つけ、『あそこにも暮らしがあり、夕食を囲んでいるのかな』。そんな想像をしては、しみじみとしているのです。
どこに住み、なにで身銭を稼ぎ、なにを食べ、どんなことを喜びとして生きるか。その自由な選択こそ、幸福のベースでしょうか。
新見三銃士(左:赤木さん 中:家元さん 右:土屋さん)
よ~ちゃんの開催するイベント、『その道の人 その視点から語る』シリーズでは、新見市民のゲストにも数多くご登場いただいております。
その中で、神代出身で神代和紙職人の土屋俊介さん。https://www.instagram.com/kojirowashi_coffeefilter/?hl=bg
そして、小阪部出身で畳職人の家元秀幸さん。http://www.iemototatamiten.com/
イベントを通じて、お二人から受けた印象は、お二人にとって新見とは人生を楽しみ尽くす最高なフィールドである!といったことです。神代和紙について話すだけでも幸せが伝わってくる土屋さん。神代の自然と文化が育んだ、その地でなければならない理由がありました。
畳職人は全国的に減少傾向。しかし、新見のお寺や伝統的な和室に、家元さんのような腕のいい地元の畳職人さんは必要不可欠です。
また、お二人とも趣味のカヌーが自然豊かな新見だと、存分に楽しめるといった特別な理由もありました。『楽しむこと』『熱中できること』『必要とされること』ポジティブな理由で誇りをもって新見に暮らすそんな姿が印象的でした♪
ただし、お二人のように壮大な理由ではなく、よ~ちゃんのような『やりたい仕事がそこにあった』『図書館が素敵だった』のように、一見なんでもないような理由であっても、心からの意思決定を行っていると、生活の満足度は上々です♪
なぜそこに住むのか、小さな喜びから理由を探していくと、見える風景が変わるかもしれません。ちなみに、カヌーメンバーの赤木さんにも乗り方やスキルの指導を受けましたが、カヌーに乗り、川から眺める新見の風景は非日常を味わえます!
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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。