新見を楽しむ人たち「にいみびと」ウェブ版
にいみびとが掲載されている「にいみいろ」は毎月18日発行!
有限会社 武田刃物工場
代表取締役
鍛冶職人
武田 松水さん
今回は、無骨な雰囲気漂う「武田刃物工場」の作業場で武田さん(中央)と職人の小林さん(右)、中西さん(左)の3人を撮影。 ここで作られる切れ味に優れた手打ち包丁は、ふるさと納税の返礼品にも選ばれ、新見の特産品としても注目されています。
写真撮影:あべ写真館
父から継いだ工場で素材の知識や熱処理技術を習得し、失敗を繰り返しながら、独学に近い形で刃物製作の技を磨いてきました。包丁をつくり続けて40年近く経ちますが、いまだ尽きる事のない難題や改良策に頭を悩ませる毎日です。手間を惜しまない根気と飽くなき探求心、そして世界中から届くお客様の声が、自分にとって最高の包丁を生み出すパワーになります。経営者の視点と人の縁を大切にしつつ、品質という価値を次に繋ぐことも重要な仕事。続々と入る注文にうれしさを感じ、「やるべきことはたくさんあるぞ」という使命感に身の引き締まる思い。ものづくりを極める旅は、まだまだ続きそうです。
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