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新見を楽しむ人たち「にいみびと」ウェブ版

にいみびと 2020年1月号 vol.18

神代和紙保存会

 

仲田 紗らさ(なかだ さらさ)さん

京都府出身。

高校卒業後、国内外の各地を旅し、19歳から会社員として東京、福岡で働く。

ものづくりと地方の街の魅力にひかれ、北海道や小笠原諸島など国内のいろんな地域に住み、

2014年に祖母が暮らしている新見市に移住。

紙漉きの文化を引き継ぐため、2016年に「神代和紙保存会(代表:千原榮さん)」を発足。

仲田さん(手前右)と忠田町子さん(手前左)、

奥は神代和紙保存会の土屋俊介さんと、鳥取県から紙漉きを学びに来た小野真由美さん。

和紙の繊維を絡ませる「ネリ」の工程に使う「トロロアオイ」を収穫して、

冬の間中使うために洗い、保存する作業を行なっています。

新見の紙漉きを残し、ものづくりの魅力を伝えたい

 

祖母が住んでいる古民家で暮らしながら、神代地域で盛んだった紙漉き文化を残すための活動をしています。当時の紙漉きを知る唯一の伝承者、忠田町子さんに技術を教わりながら、神代和紙保存会の仲間とともに地域のイベントや小学校の授業などで神代和紙の魅力を伝えています。新見のきれいな水と貴重な植物から生まれる神代和紙は、丈夫で強く、生活道具として長く使える魅力があります。紙漉きは寒さの厳しい冬が本格的なシーズン。材料の収穫から仕込みまで大変手間のかかる作業ですが、その分奥深い面白さを感じます。楽しむことを一番に、ものづくりの文化を丁寧に受け継いでいきたいです。

 

 

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《特集》

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