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神代和紙

神代和紙 ― 清流と寒さが育てた、千年受け継ぐ伝統の和紙 ―

【movie】特産品紹介

「神代和紙」ってどんな商品?

新見市神郷下神代地区に伝わる神代和紙(こうじろわし)。清らかな水と厳しい冬の寒さに育まれてきた手漉き和紙です。

原料は楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・トロロアオイのみ。繊維本来の色味や風合いを大切にするため、漂白は行わず、白皮に付いたごく小さなチリまで手作業で丁寧に取り除きます。紙漉きが行われるのは、トロロアオイの粘りが安定する11月から3月中旬のみ。薬品に頼らず、平安時代から続く製法を守り続けています。

山に囲まれた土地と豊富な清水が生む「強く、軽い」質感は高く評価され、室町時代には京都の東寺へ献上された記録も残ります。時代の波で一度途絶えた文化は、保存会の手でよみがえり、今も未来へと受け継がれています。

 

ここが自慢! オススメ情報

 

① 素材を活かす、妥協のない手仕事
神代和紙(こうじろわし)は、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)が本来持つ色味や繊維の表情を何よりも大切にしています。漂白に頼らず、白皮に残るわずかなチリまで冷たい水の中で手作業で取り除くため、時間と手間を惜しみません。その丁寧な工程が、機械紙にはない温かみと深みのある風合いを生み出しています。

 

② 冬だけに漉かれる、伝統製法
紙漉きが行われるのは、毎年11月から3月中旬の厳冬期のみです。トロロアオイの根から採れる自然なネリは温度が高いと粘りが失われるため、季節に逆らわず昔ながらの方法を守り続けています。自然と向き合うこの製法こそが、神代和紙(こうじろわし)の「強くて軽い」質を支えています。

 

③ 人がつなぐ、未来への和紙文化
一度途絶えた神代和紙(こうじろわし)は、保存会の結成をきっかけに再び息を吹き返しました。現在は、伝統の神代和紙を学べる文化施設「神郷紙の館」を拠点に、紙漉き体験や展示を通じてその魅力を発信しています。さらに、神代和紙(こうじろわし)を使ったコーヒーフィルターや御朱印帳などの商品も販売され、暮らしの中で和紙に触れられる機会を広げながら、この文化を未来へとつないでいます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。