新見市地域おこし協力隊リレー企画「協力隊通信」
(更新)
Written by Tsuchiya
私は移住する前から、週末電車で新見に通っていたのですが、移住してから気付いた「楽しみ」があります。
それは、「景色がずっと変化すること」。
ほぼ毎日、同じ道を自分で運転すると、その道の変化によく気付くようになります。白く輝く冬の銀世界も素敵ですが、私がより好きなのは、様々な花がかわるがわる咲く季節です。1週間もすれば違う花が咲き、緑もより濃くなっていきます。

(可愛いお花を見つけたので撮ってみましたが、調べたら毒があると判明してびっくり)
なんだかポエティックに書いてしまいましたが、可愛い花が咲いていたら写真を撮ったり、グーグルレンズで検索してみたり、知人宅の好きに採っていいよと言われているところで、食用の雑草を採って食べてみたりして楽しんでいます。

そして、4月になると山でちらほら見かける黄色い花、ミツマタ。
枝が必ず三つ又になっています。ミツマタの皮は、和紙やお札(おさつ)の原料になります。

(皮むきの様子。二人で皮と芯をつかみ、引っ張り合います。)
今年の冬も、収穫した枝を蒸し、皮を剥きました。ここからさらに、皮の黒い部分を削り、煮たりほぐしたりする過程を経て、和紙になります。


(芯と皮に分けられたミツマタ。皮の方はコウゾも一緒に干しています。)
みなさんも、もし山道で黄色い花を見かけたら、和紙のことをちょっと思い出してみてください。


土屋 千尋 隊員
兵庫県出身。2022年から新見市に通い、神代和紙の作業を手伝いながら、知人宅での週末田舎暮らしを楽しんだ。2025年3月に岡山大学を卒業し、4月から協力隊として活動。
SNSや体験を通して「新見の暮らし」の魅力を広めたい。和紙を含めた様々な体験ができる民宿を開くのが夢。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。