新見市地域おこし協力隊リレー企画「協力隊通信」
(更新)
Written by Tsuchiya
みなさま、明けましておめでとうございます、土屋千尋です!
私は、月に1~2回、大学生を新見に呼んで、一緒に畑仕事や和紙に関連した作業などをしているのですが、今回は、神代和紙保存会が栽培している、トロロアオイの摘花と収穫についてご紹介します。
トロロアオイは、オクラの仲間で、ハナオクラとも呼ばれる野菜です。
和紙を作る工程には、繊維を水に混ぜ、網のようなものですくってゆする「漉き」というものがありますが、この際に、トロロアオイの根から出る粘液を加えることで、水にとろみがつき、繊維を水中に均一に広げることができます。
根により多くの粘液(=糖分)を蓄えさせるため、積極的に摘花する必要があります。8月はみんなで花やつぼみを収穫して、焼いたり、スープに入れたりして食べました。ほろ苦くて、ねっとりして美味しいです。


11月は根っこの収穫。
複雑な形状の根っこを、傷つけないように掘るのはなかなか大変でしたが、うまく掘れると、なかなか達成感がありました。


翌日は、根っこの洗浄。
高圧洗浄機でざっと洗い、

ブラシで隙間の土を落とす。

押し切り包丁でカットして、袋詰め。

今回来てくれた学生は、私が大学生の時に入っていた部活の後輩や大学院に行った先輩です。みな出身も、学年も、学部も違うのに、新見に来て一緒にいろんな作業をすることで、より仲良くなっています。何度も来るメンバーはなんだか、家族や「村の仲間」のようにさえ感じています。
私は、一度きりの観光客ではなく、関係人口を増やしたい、つまり、このような「新見に何度も来たいと思える目的と関係性」を築きたいと思っています。そのために、畑仕事や和紙の作業を体験できる、新見の暮らしに触れられる宿を作っていきますので、みなさまにも応援していただけると嬉しいです。
このトロロアオイは神代和紙保存会が栽培しているもので、今回は摘花や収穫をお手伝いさせてもらいましたが、岡山大学との共同プロジェクトでも、協生農法を使った和紙の原料栽培にチャレンジしております。
ぜひこちらも読んでみてください。


土屋 千尋 隊員
兵庫県出身。2022年から新見市に通い、神代和紙の作業を手伝いながら、知人宅での週末田舎暮らしを楽しんだ。2025年3月に岡山大学を卒業し、4月から協力隊として活動。
SNSや体験を通して「新見の暮らし」の魅力を広めたい。和紙を含めた様々な体験ができる民宿を開くのが夢。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。